はじめに

トマトソースの酸味と鮭のうま味は、意外なほど相性抜群。
鮭缶を使えば、手軽なのに本格的なパスタがわずか20分で完成します。

忙しい平日のランチや夕食にもぴったり。
缶詰ならではの保存性や栄養価も魅力です。

この記事では、基本レシピに加え、鮭缶の選び方・美味しく仕上げるコツ・アレンジアイデア・ワインとの相性まで詳しく解説します。


鮭缶を使うメリット

栄養面

  • 鮭にはDHA・EPAなどの良質な脂質が豊富。脳や血管の健康に役立つ。
  • 骨ごと食べられるタイプならカルシウムも摂取可能。

保存性

  • 常温保存が可能で、買い置きしておけば「あと一品」にも対応。

味の濃縮

  • 缶の中でじっくり煮込まれているため、うま味が凝縮されている。
  • 汁ごと使うことで「だし要らず」で深みが出る。

▼関連レシピ

材料

  • パスタ:90g
  • 鮭缶:1缶
  • トマト缶:200g
  • ニンニク:1片
  • 唐辛子:1本
  • キノコ:適量
  • コーン(水煮):1袋
  • オリーブオイル:大さじ2〜3
  • 白ワイン:少々
  • 塩・胡椒:適量
  • パセリ:適量
  • パルミジャーノ:適量

作り方

STEP1
下準備

ニンニクとパセリはみじん切り、キノコは手で割いておきます。

STEP2
具材を炒める

フライパンにオリーブオイルとニンニク、唐辛子を加えて弱火で加熱する。

香りが出てきたら、キノコを加えてしんなりするまで炒め、鮭缶(汁ごと)とコーンを加えてさらに炒める。

白ワインを加えて香りをつける。

STEP3
トマト缶で煮る

トマト缶とパセリを加えて5分ほど煮る。水分が飛ぶまで強火、その後は水を加えて弱火。

STEP4
パスタと和える

茹で上がったパスタを加えて混ぜ合わせる。

お皿に盛り付け、パセリとパルミジャーノを散らして完成。

鮭缶のトマトソースパスタ
鮭缶のトマトソースパスタ

美味しく作るコツ

  • 鮭缶は汁ごと使う:魚介のだしが溶け込んでおり、味に深みが出る。
  • トマト缶は甘みのある品種を:酸味が強いものは砂糖やはちみつを少し加えるとまろやかに。
  • アンチョビを隠し味に:小さじ1/2ほど入れるとさらにコクがアップ。
  • 仕上げのパルミジャーノ:チーズがトマトと鮭の旨みをまとめてくれる。

アレンジアイデア

  • 和風仕立て:トマト缶の代わりにめんつゆ+バターで和える。
  • クリーム仕立て:仕上げに生クリームを加えてまろやかに。
  • 冷製パスタ:ソースを冷やしてカッペリーニに絡めれば夏仕様に。
  • 野菜をプラス:ほうれん草やズッキーニを加えると彩りと栄養がアップ。

ワイン・副菜とのペアリング

  • ワイン:軽めの赤ワイン(ピノ・ノワール)や辛口白(ソーヴィニヨン・ブラン)が相性良し。
  • 副菜:グリーンサラダ、ガーリックトースト、カプレーゼ。
  • スープ:ミネストローネを添えればバランスの取れた献立に。

まとめ

「鮭缶のトマトソースパスタ」は、缶詰の手軽さと魚介のうま味を最大限に活かした時短レシピ。

  • 栄養価が高く、保存性もある鮭缶を活用
  • トマトとの相性は抜群で、だし要らずの旨み
  • アレンジ・ペアリングも自在で飽きない

忙しい平日にも、休日ランチにも、頼れる一皿です。
ぜひ一度、冷蔵庫やストック棚の鮭缶で試してみてください。