「料理に慣れていないけど、ちゃんとしたパスタを作ってみたい」
そんなあなたにおすすめなのが、缶詰を使ったパスタレシピです。
下ごしらえ不要・味もある程度決まっているため、初心者でも失敗しにくいのが魅力。
特に「オイル系」「トマト系」「クリーム系」の3つを覚えれば、日々の食事にバリエーションが生まれます。
今回は、その基本となるレシピを缶詰で簡単に作れる形でご紹介。
料理初心者でも今日から実践できる内容です!
初心者が覚えるべき3つの基本パスタとは?
たくさんの種類があるパスタソースですが、そのほとんどは大きく分けるとオイル・トマト・クリームの3種類に分類されます。それぞれの基本を押さえておけば、食材や気分に合わせて色々とアレンジができるようになりますよ。
- オイル系:すべてのソースの基本。素材の風味を活かす、シンプルで汎用性の高いソース
- トマト系:コクと酸味のバランスが魅力。味付けやハーブ使いの練習にも◎
- クリーム系:濃厚で満足感あり。煮詰め具合の感覚も身につきます
それぞれ、簡単に食材やレシピをご紹介していきます。
1. サバ缶のオイルパスタ(ペペロンチーノ風)
【どんなパスタ?】
にんにくの香りと唐辛子の辛味が効いた、シンプルで王道のオイル系パスタ。サバ缶を加えることで魚のコクとうま味が加わり、しっかりした味わいに仕上がります。魚介系缶詰を使うパスタの基本としておすすめ。
【使う缶詰と食材】
- サバ水煮缶
- にんにく、唐辛子
- オリーブオイル、白ワイン
- パスタ、塩・胡椒、イタリアンパセリ(あれば)、レモン(お好みで)
【作るときのポイント】
- サバ缶は汁ごと加えると旨みが際立って◎
- 白ワインを加えてからサッと煮立てて臭みを飛ばすのが魚介缶詰の基本
- パスタと具材をフライパンの中でしっかり混ぜ合わせて乳化させることで一体感ある仕上がりに
2. ツナ缶のアラビアータ(トマト系)
【どんなパスタ?】
ピリ辛のトマトソースにツナの旨味が加わった、シンプルながら奥深い味わいの一皿。基本のトマトソース作りを学びつつ、唐辛子やハーブの使い方も自然と身につくレシピです。
【使う缶詰と食材】
- ツナ缶(ノンオイル)
- カットトマト缶
- にんにく、唐辛子
- オリーブオイル、バジル or イタリアンパセリ
- パスタ、塩、胡椒、白ワイン
- パルミジャーノ
【作るときのポイント】
- トマト缶は中火で煮詰めて水分を飛ばすと、酸味の角が取れて仕上がる
- ニンニクの香ばしさに加えて黒胡椒でスパイシーな香りをプラス
- ハーブは加熱せず仕上げに加えると香りが立って◎
3. ホタテ缶とアスパラガスのクリームパスタ
【どんなパスタ?】
濃厚なクリームソースに、ホタテの甘みとアスパラの食感が絶妙にマッチ。まろやかで上品な味わいで、見た目も華やか。基本のクリーム系を覚えるのに最適なレシピです。
【使う缶詰と食材】
- ホタテ缶(ほぐし身)
- アスパラガス
- 生クリーム、白ワイン
- パルミジャーノ(お好み)
- パスタ、塩・胡椒
【作るときのポイント】
- クリームは一度沸かしてから弱火で煮詰めて濃度を調整
- 白ワインの爽やかな香りはホタテとよく合います
- 胡椒は黒胡椒よりスッとした香りの白胡椒がおすすめです。
パスタはソースの種類によって、驚くほど印象が変わります。
その中でも、オイル・トマト・クリームの3種類は、初心者がまず覚えておくと応用が利く“基本の型”です。缶詰を使えば、面倒な下処理なしで本格的な味に仕上がるのが嬉しいところ。
今日紹介したレシピをベースに、ぜひ自分なりのアレンジにもチャレンジしてみてください!
もっと缶詰パスタのアイデアを知りたい方は、こちらの「常備したい缶詰9選」も参考にどうぞ。