はじめに

イタリアンの代名詞ともいえる「ピッツァ・マルゲリータ」。
モッツァレラ、トマト、バジルの三つを組み合わせたシンプルなピザは、イタリア国旗を表すともいわれ、世界中で愛されています。

そのマルゲリータのエッセンスをパスタに仕立てたのが「モッツァレラとトマトのパスタ」。
モッツァレラのミルキーなコクと、トマトの酸味・甘み、バジルの爽やかさが口の中で広がり、まさに“マルゲリータのパスタ版”ともいえる一皿です。

本記事では、基本のレシピに加え、食材選び・美味しく作るコツ・冷製やアレンジ・ワインとの相性までを丁寧に解説していきます。


モッツァレラとトマトの相性の秘密

マルゲリータの三位一体

  • 赤=トマトの酸味と甘み
  • 白=モッツァレラのミルク感
  • 緑=バジルの香り

この組み合わせはイタリア料理の黄金比。パスタに置き換えても、その相性の良さは健在です。

モッツァレラチーズとは?

モッツァレラはフレッシュチーズの代表格。クセがなくミルクの甘みが感じられるため、加熱料理でもサラダでも万能に活躍します。

  • 水牛乳の「モッツァレラ・ディ・ブッファラ」:濃厚でクリーミー。
  • 牛乳の「フィオール・ディ・ラッテ」:あっさりとして日常使いにおすすめ。

トマトとの旨みの相乗効果

トマトに含まれるグルタミン酸と、モッツァレラの乳酸菌由来の旨み成分。
この組み合わせこそが、シンプルなのに“マルゲリータ感”のある深い味わいを生み出しています。


材料(1人分)

  • スパゲッティ:90g
  • モッツァレラチーズ:100g
  • トマト缶:200g
  • ニンニク:1片
  • オリーブの実:5〜6個
  • オリーブオイル:大さじ2
  • 黒こしょう:少々
  • バジル:適量(フレッシュ推奨)

基本の作り方

  1. 下ごしらえ
    ニンニク・オリーブはスライス、モッツァレラは小さめの角切りに。
  2. トマトソースを作る
    フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れ、弱火で香りを出す。
    オリーブを加えて炒め、トマト缶を入れて強火で酸味を飛ばし、その後弱火で5分煮込む。
  3. パスタを茹でる
    たっぷりの湯に塩を加え、表示時間より1分短めに茹でる。
  4. 仕上げ
    茹でたパスタをソースに加え和える。
    火を止めてからモッツァレラを加え、余熱でとろけさせる。
  5. 盛り付け
    器に盛り、仕上げにバジルと黒こしょうを散らす。
    → まるで「マルゲリータ」を皿の上に再現したような一皿に。
モッツァレラのトマトソースパスタ
モッツァレラのトマトソースパスタ
モッツァレラのトマトソースパスタ

美味しく作るコツ

  • モッツァレラは火を止めてから:加熱しすぎると固くなるので注意。
  • トマト缶は強火スタート:酸味の角を取り、旨みを凝縮。
  • 塩加減はしっかりめに:チーズが淡泊な分、ソースは濃いめに仕上げると好バランス。

冷製マルゲリータ風パスタ

夏にぴったりなのが冷製アレンジ。
茹でたパスタを冷水でしめ、トマト・モッツァレラ・バジルと合わせれば、サラダ感覚で楽しめます。
オリーブオイルを多めに使い、レモン汁を加えれば爽やかさ倍増。


アレンジアイデア

  • 生ハムをトッピング:塩気が加わり“贅沢マルゲリータ”風に。
  • アンチョビや黒オリーブを追加:さらに地中海の香りが強まる。
  • チリオイルでピリ辛に:辛さで味が引き締まり、赤ワインに合う。
  • オーブン焼き:耐熱皿に移して焼けば「マルゲリータグラタンパスタ」に。

ワイン・副菜とのペアリング

  • ワイン:キャンティのような軽やかな赤、またはソアーヴェなどの白ワイン。
  • 副菜:シンプルサラダ、ブルスケッタ、ガスパチョ。
  • デザート:レモンジェラート、パンナコッタで締めれば完璧なイタリアンコースに。

スーパーで買えるおすすめモッツァレラ

  • クラフト(Kraft)ひとくちモッツァレラ:日常使いに◎
  • 輸入ブッファラ(水牛タイプ):特別な日に。風味が濃厚。
  • 国産フレッシュ(北海道産など):クセがなくミルク感が強い。

まとめ

モッツァレラとトマトのパスタは、まさに「マルゲリータをパスタにした料理」。
シンプルな組み合わせながら、チーズ・トマト・バジルの三位一体で生まれる旨みは格別です。

  • マルゲリータのエッセンスを再現できる
  • 基本レシピ+冷製・アレンジが豊富
  • ワインや副菜と合わせて楽しめる

ピッツァ好きもパスタ好きも満足できる、イタリアンの王道をぜひご自宅で楽しんでみてください。