※基礎編はこちら↓

目次

  1. Instagramのアルゴリズムについて
  2. フェーズ1:アカウント設計
  3. フェーズ2:投稿の基盤づくり
  4. 機材について
  5. 画像の加工
  6. 投稿内容/デザイン
  7. フェーズ3:フォロワーを増やす

 

Instagramのアルゴリズムについて

 

まずはInstagramのアルゴリズムを理解しましょう。

公式から明言はされていませんが、<いいね・保存・リーチ・コメント>などのリアクションを増やし、投稿の滞在時間を増やすことで、Instagramからのおすすめ投稿に載りやすくなる傾向があります。

Instagramからおすすめされるということは、左から2番目の「発見」タブ(虫メガネのマークのタブ)やハッシュタグ検索で上位に掲載され、フォロワー以外の人の目に留まるようになるということです。

おすすめに載ってリーチが増えればフォロワーも増え、リアクションも増えてさらにおすすめに載りやすくなり・・・という好循環を目指しましょう。


フェーズ1:アカウント設計

 

前述の通り、「日々、作った料理を投稿します!」というだけではなかなかフォロワーは増えません。

そのアカウントと投稿には、フォローされるだけの吸引力がないのです。

必要なことは、「アカウントの目的をはっきりさせる」「他人にとって価値のある投稿を心がける」の2点です。

 

その1:アカウントの目的をはっきりさせる

 

例えば、こんなアカウントがあったとして、あなたはフォローしようと思うでしょうか?

 

  • アカウント名:山田太郎
  • アカウント説明:40歳会社員です。千葉県に住んでいます。料理を作ります。
  • アカウントアイコン:飼っている犬の写真

 

趣味の範囲内でやる分には決して問題はないですが、知り合い以外のフォロワーも獲得して運用しようとするのであれば、このアカウント設計はよろしくありません。

他人にとってどうでも良いアカウント情報しかありませんので、これではフォロワーは増えないでしょう。

「そのアカウントでどんな情報を発信するのか?」ということが一目で伝わるようなアカウント設定が必要です。

 

例えば、上記の例を改善するのであれば、

 

  • アカウント名:サラリーマンの在宅勤務メシ
  • アカウント説明:在宅勤務お昼休みでも簡単に作れるランチのレシピをご紹介!
  • アカウントアイコン:会社員風のイラスト

 

簡単な一例ではありますが、このようなアカウント設定の方が「何を伝えたいアカウントなのか?」ということがはっきり伝わるのではないでしょうか。


その2:他人にとって価値のある投稿を心がける

 

基礎編でも触れましたが、あなたのアカウントをフォローするのは「あなたに興味がある」のではなく、「あなたのアカウントが発信する情報に価値があると感じる」からです。

料理アカウントであれば、大前提として美味しそうな写真であることが必要ですし、レシピがない投稿よりもレシピが載っている投稿の方がベターです。

ちょっとした豆知識や作り方の動画を載せるなど、「このアカウントをフォローするとタメになる!知りたい情報がある!」と思わせるような設計をしてみてください。



フェーズ2:投稿の基盤づくり

 

ここからは実際に手を動かす部分になります。

Instagramへ投稿をするまでに、どのような準備が必要かをご紹介します。

 

撮影について

 

当たり前かもしれませんが、投稿の写真は綺麗なものを使いましょう。

料理を撮るのであれば、必ず窓際で自然光を使いましょう。必要な機材は下記です。

 

カメラ:

最近はiPhoneのカメラでも十分綺麗な写真が撮れますし、iPhoneの中で彩度などの加工もできます。

ただ私はずっと一眼のカメラを使っています。

個人的には一眼カメラの方が「ぼかし」が上手に撮れて本格的な写真が撮れるように感じています。

 

食器:

最初はニトリなどで売っている真っ白なお皿でも十分です。

慣れてきたら専門店などをめぐり、お気に入りの食器を見つけましょう。

 

マット:

意外と大事なのはお皿の下に敷くマットレス。

いわゆるランチョンマットでお好みのものを探してみましょう。

私は下記のような、木の背景シートも使っています。

  

レフ板:

光を反射させ、間接的な光で全体を綺麗にまとめるためのもの。

道具を買う必要はなく、真っ白な板や紙などでOKです。

 

私は下の画像のように、木の背景シートの上に料理をおき、白い紙(本)をレフ板にして窓辺で撮影をしています。

 

Instagramの料理アカウントで0からフォロワー1000人を達成する方法② 〜実践編〜

 


画像の加工

 

撮ったままの画像は意外と見づらいものです。

撮影した写真はそのまま投稿せず、きちんと色合いを加工して投稿しましょう。

いらない部分のトリミングや、角度の調整ももちろん必要です。

iPhoneなら写真アプリの中で調整できますし、一眼カメラを使うのであればAdobe Lightroomなどのアプリで加工ができます。


投稿内容/デザイン

 

テロップを入れるなどの加工をして、実際にInstagramに投稿する画像に落とし込みます。

 

まずはサムネイル(1枚目の画像)です。

サムネイルはフォローしてくれる可能性のある人が最初に見る、とても大切な一枚です。

この一枚に興味を持ってくれないと、プロフィールや他の投稿に誘導ができません。

 

美味しそうな料理の写真だけでもある程度の吸引力はありますが、私は料理名のテロップと枠装飾(画像のふちに細い線)を入れています。

Instagramの料理アカウントで0からフォロワー1000人を達成する方法② 〜実践編〜
実際のサムネイル

 

これは、「発見」タブやハッシュタグ検索で他のアカウントの投稿と並べてみたときに、どんな投稿かすぐわかり、目を引くようにするためです。

実際に見てみましょう。

  

Instagramの料理アカウントで0からフォロワー1000人を達成する方法② 〜実践編〜

 

どうでしょうか、私の投稿は1つだけ文字と枠装飾が入っていますが、

周りの投稿と比べて目を引くのではないでしょうか。

人の目線は文字に集中するため、画像のみの投稿が多いInstagramではサムネイルへの文字入れが有効に働きます。

文字入れなどの加工については、私は「firealpaca」という無料のペイントツールを使っています。

https://firealpaca.com/ja/

 

また、基礎編で「保存・いいねなどのリアクションが多いほど、Instagramにおすすめされやすい」と書きましたが、これらのリアクションを促す文言も入れてあげましょう。

右下のボタンから保存して見返しましょう!など)

そんなの書かなくてもみんなわかるじゃん、と思うかもしれませんが、意外と効果があるのでお試しを。

 

さて、では投稿を見た人がそれを「保存」するのは、どのような時でしょうか?

それは「後で見返したい」と思った時です。

さらに掘り下げると、「タメになったので覚えておきたいけれど、一目では覚えきれないので保存して後から見返そう」と思った時です。

つまり、保存をしたくなる投稿というのは、情報量や文字数の多い投稿なのです。

もうお分かりかもしれませんが、料理系のアカウントにおいては「レシピ」を書いてあげれば保存率をアップさせることができますね。

投稿に価値を持たせるということは、見てくれた人に時間を使ってもらうということなのです。



フェーズ3:フォロワーを増やそう

 

フェーズ2までの下準備ができたところで、フォロワーが1人もいなければ「いいね」も保存数も増えません。

地道な活動でフォロワーをじわじわ増やしていくことが必要です。

※お金を払ってフォロワーを買う、というようなサービスもあるようですが、Instagramの規約違反ですのでやめましょう。

 

まずは、積極的に他の人をフォローしましょう。

ハッシュタグを辿れば、あなたのアカウントと似たような好みの人を見つけることができます。

例えば私のようにパスタ専門のアカウントを運用するのであれば、「#パスタ」「#pastagram」「#ペペロンチーノ」などのハッシュタグを辿ります。

フォローする際は、必ずその人の投稿のいくつかに「いいね」を付けてからフォローしましょう。

フォローされる側の人にとっては、ただフォローされるだけよりも、「いいね」を付けてくれる人の方が印象に残り、フォローバックしてくれる確率が上がります。

 

他の人をフォローするメリットは大きく2点あります。

1つ目は上述のように、フォローバックしてくれる可能性があるため

2つ目は、勉強になるからです。

フォロワーがたくさんいるアカウントは、どのような画像、説明文を載せているのか?どのようなハッシュタグを使っているのか?

先輩のプレーを見てスポーツを上達させるように、良い点を盗んで自分の投稿を改良していきましょう。

 

最初のうちはなかなかフォロワーが増えないかもしれませんが、千里の道も一歩からです。

諦めずに継続して情報を発信していきましょう。