菜の花とは
菜の花はアブラナ科の植物の花の総称ですが、一般的に食用で売られているものは「菜花」という品種のものです。ほろ苦さとシャキッとした食感が美味しい野菜ですが、抗酸化作用のあるβカロテン・ビタミンCが非常に豊富で、体にも良い食材です。食用になるのは花茎(花だけをつける茎)と蕾の部分で、2〜5月ごろに黄色い花が咲き、食用部分は11〜4月ごろまで出回ります。
調理のポイント
基本的には軽く下茹でをしてから食べる食材ですが、パスタ料理の場合はパスタを茹でるためのお湯があるので、パスタが茹で上がる30秒〜1分ほど前に投入し、一緒にお湯からあげればOKです。比較的どんな食材とも合いますが、ほろ苦さがあるので塩味は若干強めにきかせてあげるとちょうどいいバランスになります。下でも紹介していますが、カラスミやベーコンなどはもともと塩味の強い食材ですので、よく合います。
菜の花とカラスミのペペロンチーノ
ニンニク・唐辛子のペペロンチーノベースを菜の花に絡め、仕上げにカラスミをたっぷり振りかけました。菜の花のほろ苦さがカラスミの旨味を引き立て、贅沢な大人の味わい!味も彩りも春満開の一皿です。

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菜の花とベーコンのクリームパスタ
クリーム仕立てでも美味しく食べられる菜の花。まろやかなクリームソースを爽やかな味わいにしてくれます。こちらもチーズとベーコンの塩味・旨味が菜の花とよく合います。

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菜の花とオリーブのトマトソースパスタ
こちらはトマトソース・オリーブと合わせたレシピです。菜の花単体では少し食べづらいところを、トマトソースの酸味でスッキリ食べやすい味わいに。オリーブの香りが良いアクセントになっています。唐辛子の辛味をきかせてあげると食べごたえのある一皿になります。

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菜の花とツナ缶のペペロンチーノ
ニンニクを効かせたペペロンチーノベースに、ツナ缶と菜の花を具材にしました。ツナと菜の花で春らしい淡白な味わいですが、ニンニクの香りでガッツリした食べごたえに。白ワインとタイムの香りが心地よい一皿です。

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ラム肉と菜の花のフジッリ
焼いてから軽く煮込んだラム肉に、菜の花とチーズを合わせました。ラムの独特の良い香りと菜の花の爽やかな香りがベストマッチ!こちらもタイムで少しスパイシーな仕上がりにしてあります。パスタはねじまき型のショートパスタ、フジッリを使っています。

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