ケイパーについて
ケイパーはケッパーとも呼ばれますが、地中海沿岸原産のフウチョウボクという低木の蕾を塩漬け・酢漬けにしたものです。現在はフランスやイタリア、スペインが主な産地です。
調理のポイント
ピクルスのような独特の香りと酸味があり、特に魚介類やオリーブの実と相性が良いです。スモークサーモンと一緒に食べられることも多いですね。メインの食材になることは少ないですが、香辛料・隠し味として料理全体の風味を底上げしてくれます。下記でご紹介しますが、トマトソースにもクリームソースにも、オイルベースでも活躍してくれます。
プッタネスカ
「娼婦風」という意味の定番パスタ。アンチョビとオリーブ、ケイパーが必須のトマトソースです。娼婦がお客さんの家に常備してある食材で作った…など名前の由来は諸説あります。トマトソースの酸味とコクに、食材の旨味がばっちり決まる絶品パスタです。
※詳しいレシピはこちら
南イタリア風ソースのスパゲティ
ケイパーと一緒にハーブや香味野菜、トマトを軽くマリネしたすっきり爽やかなソースのスパゲティ。暖かい日にすっきりと食べたい一皿です。ケイパー含めいろいろな食材の香りが楽しめます。混ぜるだけですので、作るのもお手軽です。
※詳しいレシピはこちら
牡蠣のアラビアータ
魚介類と相性の良いケイパーは、牡蠣にもよく合います。酸味のあるトマトソースと合わせて、牡蠣のクセを消して旨味を引き出してくれます。クリームソースやオイルベースで仕上げても美味しいですよ。こちらは唐辛子とニンニクも効かせてパンチのある味わいにしています。
※詳しいレシピはこちら
スモークサーモンの冷製タルタルパスタ
スモークサーモンとケイパーは王道の組み合わせ。フェンネルやあさつきなどのハーブやバルサミコと合わせ、今回は香り高く冷製仕立てにしてみました。白ワインなどにもよく合う味わいです。ピンクペッパーで彩りとほんのり甘い香りもプラス。
※詳しいレシピはこちら
ヒラメのクリームパスタ
ヒラメを香ばしく焼き、クリームソースのパスタにした一皿。クリームソースの中にオリーブとケイパーでアクセントをプラスしています。生クリームや牛乳だけでは少し重たい印象になってしまうところ、酸味と香りですっきりとした印象に仕上がげることができます。
※詳しいレシピはこちら
ハムとマヨネーズのコンキリエ
サラダ仕立てのショートパスタ。ケイパーでマヨネーズの香りがワンランクアップ、混ぜるだけのお手軽お惣菜系パスタです。パスタは貝殻の形のコンキリエを使用、ソースと混ぜてからしばらく置いて常温で食べるのがポイントです。
※詳しいレシピはこちら
コメント