食材名鑑

ズッキーニについて ズッキーニは同じウリ科のきゅうりと見た目が似ている野菜ですが、分類でいえばカボチャに近い植物。アメリカでは「summer squash（夏カボチャ）」と呼ばれることもあるそうです。初夏から夏が旬で、日本では長野県や宮崎県...

アスパラガスについて アスパラガスはヨーロッパ原産の植物で、茎の部分が食用とされています。日本に持ち込まれたのは江戸時代、その後全国的に栽培されています。通常はグリーンのアスパラガスになりますが、日光を遮断して育てるとホワイトアスパラガスに...

春になると食べたい代表的な食材、菜の花。フレッシュなほろ苦さは大人の味わいで色々な食材と合わせることができます。パスタの本場イタリアでも、「チーマ・ディ・ラーパ」というよく似た食材を使います。 今回は菜の花を使ったパスタ料理をいくつかご紹介...

ミモレットとは ミモレットはフランスで作られるハードタイプのチーズ。色素によって着色されたオレンジ色が鮮やかです。特筆すべきなのはその製法で、表面にダニの一種を生息させることで熟成を安定させています。ダニが生息することによって、カビの発生を...

ゴルゴンゾーラとは ゴルゴンゾーラ（gorgonzola）は、青カビの力で作られる「ブルーチーズ」の一種で、特にイタリアの北部で作られるものをゴルゴンゾーラと呼びます。DOP（原産地名称保護制度）を取得している食べ物ですので、きちんとした産...

ケイパーについて ケイパーはケッパーとも呼ばれますが、地中海沿岸原産のフウチョウボクという低木の蕾を塩漬け・酢漬けにしたものです。現在はフランスやイタリア、スペインが主な産地です。 調理のポイント ピクルスのような独特の香りと酸味があり、特...

ウニについて ウニは日本をはじめ、地中海沿岸やアジアなど世界中で食べられてきた食材です。基本的には海藻を食べていますが、特に利尻などでは高級な昆布を食べて育ち、昆布の名産地はウニの名産地になります。日本の主な産地は北海道・東北で、バフンウニ...

牡蠣について 食用貝として全世界で愛されている牡蠣は、あまり魚介類を生食しないヨーロッパ圏でも例外的に古代ローマから生で食べられてきました。日本でも生食がされるようになったのは、欧米の文化が持ち込まれた明治時代以降のようです。アミノ酸をはじ...

モッツァレラチーズとは モッツァレラは、もっちりした食感が独特なイタリア産のチーズのこと。チーズの中でも、パルミジャーノやカマンベールと並んでお馴染みのチーズではないでしょうか？ 　 イタリア語では「mozzarella」とつづり、正確には...

柚子胡椒とは 柚子胡椒は、柚子「胡椒」という名前ではありますが、中身に胡椒が入っているわけではありません。柚子の皮と唐辛子に塩を混ぜて発酵させた調味料です。九州発祥の調味料ですが、唐辛子のことを「胡椒」と呼ぶのも九州の方言です。 　 近年全...