八百屋さんやスーパーで見かける、あまり馴染みのない野菜。
どうやって調理したらいいんだろう??と思うことがあるかもしれませんが、ちゃんと美味しいパスタに仕上げることができます。
今回はそんなちょっと目新しい野菜を使ったパスタレシピをまとめてみました。
面白い野菜や食材があれば、ぜひコメントで教えてくださいね。
スティックセニョール
細長いブロッコリーのような形の、細長い野菜です。
英語ではbroccolini。
日本の「サカタのタネ」という会社が開発、当初は世界に向けて「Aspabroc」(アスパラガス+ブロッコリー)という名前で売り出しました。
味は上述の通り、アスパラガスとブロッコリーの間のような、甘味のある味。
先端の蕾の部分から茎の部分まで、全て柔らかく食べやすいようになっています。
通年食べられていますが、特に秋〜春先にかけてが旬。
<オススメレシピ>
スティックセニョールの甘味を存分に味わえるよう、比較的シンプルなレシピ。
ニンニク・唐辛子のペペロンチーノベースに、アンチョビで旨味を、バター・醤油で香りをつけています。
サクサクとした食感が絶品です!
ロマネスコ
ブロッコリーとカリフラワーの中間のような野菜。
食べられるの??という見た目をしていますが、ホコホコした食感で甘味のある美味しい野菜です。
ドイツやイタリアなどヨーロッパでは、16世紀ごろから栽培されていたようです。
<オススメレシピ>
少し下茹でしたロマネスコをニンニクと炒め、
ドライトマトとローリエ、パプリカパウダーを加えました。
ほんのりホコホコした甘さがドライトマトの酸味にマッチ!
満足感もある一皿です。
芽キャベツ
キャベツを育つ前に収穫すると芽キャベツ……にはなりません。
芽キャベツはキャベツの変種、違う野菜です。
ほろ苦さとナッツのような香りが特徴的な野菜で、原産はベルギー。
チーズをかけてオーブンで焼いたり、スープで煮込んだりしてよく食べられますね。
下の画像のように、茎にたくさんの芽が集まって育ちます。
<オススメレシピ>
ベーコンをカリカリに炒め、旨味がギュッと詰まったその油で芽キャベツを炒めます。
たっぷりのチーズとブラックペッパーに、芽キャベツのほろ苦さと甘さがベストマッチ!!
ポロネギ
リーキ、ポアロネギ、西洋ネギなどとも呼ばれるネギの仲間。
いわゆる日本の長ネギにちょっと似ていますが、長ネギより太くて辛味がなく、とても良い風味と柔らかい食感が特徴です。
ポトフなどの煮込み料理に使われたり、寒い日にぴったりの野菜です。
<オススメレシピ>
ベーコンと一緒にポロネギを炒め、じっくりと甘味を引き出したら、
生クリームとカブを合わせます。
ローズマリーとローリエで香り高く仕上げています!
プチヴェール
芽キャベツとケールの掛け合わせ。
フランス語で「小さな緑」という意味ですが、日本の会社が品種改良で開発しました。
芽キャベツに似た味ですが、苦味やクセが少ないです。
糖度が高く、あまり長時間加熱しなくても食べられるという特徴があります。
茹でても炒めてもOK!
<オススメレシピ>
ニンニクと玉ねぎ、ホタテを炒めたらプチヴェールと白ワインを加えて軽く蒸し焼きに。
クリーム仕立てにして、各種素材の甘味を引き出しました!
スイスチャード
ほうれん草のような野菜ですが、茎がカラフルで楽しいビートの仲間の野菜。
一年中収穫できることから、「不断草」とも呼ばれます。
原産は地中海ですが、日本でも全国的に栽培され、地方によっていろいろな呼び方があります。
京都では「うまい菜」とも呼ばれているそうですよ。
味は少しほろ苦いですがクセが少なく、特に豚肉などの脂と相性がバッチリです!
<オススメレシピ>
豚バラ肉をニンニクで炒めて香りを出し、茎⇨葉の順にスイスチャードを炒め合わせます。
醤油の味付けで深みを出し、粒マスタードを加えて少し酸味のあるすっきりとした味わいにしています。
豚の脂とニンニクの香りがパワフル、スイスチャードのシャキシャキした食感が楽しめる一皿です!
黄色ズッキーニ
よく見かけるズッキーニは緑色、ですが黄色いズッキーニもあるんです。
緑色のものと比べて青臭さがなく、食感もふわっとしているため、生食に適しています。
比較的淡白な味わいなので、マリネにしてサラダ仕立てにするとグッド!
<オススメレシピ>
ピーラーで薄くスライスした黄色ズッキーニを、トマトやパプリカ、スティックセニョールなどでカラフルにサラダ仕立てにした一皿です。
ビネガーの酸味とハーブの香り、シャキシャキとしたフレッシュな食感が心地よいです!
白ワインと合わせて前菜にもどうぞ。
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